開発プロセス・手法 (全40問中17問目)

No.17

安価な労働力を大量に得られることを狙いに,システム開発を海外の事業者や海外の子会社に委託する開発形態として,最も適切なものはどれか。
  • ウォーターフォール開発
  • オフショア開発
  • プロトタイプ開発
  • ラピッドアプリケーション開発

分類

マネジメント系 » ソフトウェア開発管理技術 » 開発プロセス・手法

正解

解説

  • ウォーターフォール開発は、開発プロジェクトを時系列に「要求定義」「外部設計(概要設計)」「内部設計(詳細設計)」「開発(プログラミング)」「テスト」「運用」などの作業工程(局面、フェーズ)に分割し、開発を上流から下流に一方向に進める開発モデルです。
  • 正しい。オフショア(Offshore)は「海外」のことを指す言葉です。海外の企業にシステム開発を委託することをオフショア開発といいます。また、似た言葉として海外の企業に業務を委託することをオフショアアウトソーシングといいます。
    どちらも人件費が安い国外にアウトソーシングすることで、コストの削減を図ることが主な狙いです。
  • プロトタイプ開発は、システム開発プロセスの早い段階でシステムの試作品をつくり、利用者にそのイメージを理解させ、承認を得ながら開発を進めていく開発モデルです。
  • ラピッドアプリケーション開発は、統合開発環境によるプログラミングの半自動化や、視覚的な方法を用いたユーザーインターフェイスの設計、モジュール開発などの機能を備える開発ツールを使い、短期間に目的プログラムを作成することを重視した開発モデルです。
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