サンプル問題2 問2

問2

Webページを作成する際,著作権者に確認せずに行った著作物利用のうち,適法なものはどれか。
  • カーテン生地のカタログに掲載された図柄が,著名デザイナ制作のもので,背景に最適だったので,スキャナで取り込んで,色を変更して活用した。
  • 車の販売台数を説明するために,通商白書の統計データを使って図表化し,Webページに活用した。
  • 最新情報を提供するために,新聞の写真をスキャナで取り込んで活用した。
  • 雑誌のイラストを加工して,Webページ上の自社広告に活用した。

分類

ストラテジ系 » 法務 » 知的財産権

正解

解説

著作権法は、著作物(思想または感情を創作物に表現したもの)や、著作者の権利を保護する法律です。文芸,学術,音楽,美術のほかにコンピュータ関連ではプログラムやデータベースも著作物に含まれます。

著作権法31条第2項には白書などの政府刊行物の転載について以下の記述があります。

「国若しくは地方公共団体の機関、独立行政法人又は地方独立行政法人が一般に周知させることを目的として作成し、その著作の名義の下に公表する広報資料、調査統計資料、報告書その他これらに類する著作物は、説明の材料として新聞紙、雑誌その他の刊行物に転載することができる。ただし、これを禁止する旨の表示がある場合は、この限りでない。」

条件を満たせば政府刊行物の転載が可能であることを取り決めています。その条件を要約すると、
  1. 国、もしくは地方公共団体の期間、独立行政法人または地方独立行政法人が作成したものであること。
  2. 一般に周知させることを目的として作成されたものであること。
  3. 説明の材料として使う場合であること
  4. 文書に禁転載との記載がないこと
「禁転載」に関しては文章中に記述がありませんが、政府が発行している白書の類には禁転載の記載がありません。つまり正しいのは「イ」になります。
  • 図柄はデザイナの著作物であるので、デザイナの著作権を侵害する行為です。
  • 正しい。
  • 新聞は新聞社の著作物であるので、新聞社の著作権を侵害となる行為です。
  • 雑誌は雑誌出版社の著作物であるので、雑誌出版社の著作権を侵害となる行為です。

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