ITパスポート平成21年秋期 問47

問47

オブジェクト指向設計の特徴はどれか。
  • オブジェクト指向設計によってプログラムの再利用性や生産性が向上することはない。
  • オブジェクトに外部からメッセージを送れば機能するので,利用に際してその内部構造や動作原理の詳細を知る必要はない。
  • 個々のオブジェクトは細分化して設計するので,大規模なソフトウェア開発には使用されない。
  • プログラムは処理手順に従って設計され,データの集合はできるだけプログラムと関連付けない。

分類

マネジメント系 » システム開発技術 »

正解

解説

オブジェクト指向設計とはプログラム開発の方法の一つで、多くの仕様に共通する機能をひとまとめにし、いくつかの開発プロジェクトで再利用可能にする設計方法です。利用者はオブジェクトの手続きを呼び出すだけで目的の機能を実装でき、生産性が向上します。カプセル化と呼ばれるように利用者はオブジェクトの内部構造を知らなくても必要な結果を得ることができるのが特徴です。

代表的なオブジェクト指向型言語に Java, C++がなどがあります。従来の手続き型に分類されるプログラム言語には C, Pascal, COBOL などが含まれます。
  • 多くのプログラムに共通する部分を部品化するため、再利用性や生産性が向上します。
  • 正しい。
  • 大規模プロジェクトでは開発部分が多岐にわたるので、作業員が分担して開発を進められる利点などが重宝され利用されています。
  • 手続き型プログラム言語の説明です。オブジェクト指向のもとではプログラムはオブジェクトの設計が中心となります。
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