ITパスポート 平成26年秋期 問4

問4

出資元と投資先企業との関係に関して,次の記述中のa,bに入れる字句の適切な組合せはどれか。

A社が,投資先であるB社に対してaを高めるための行為としてbがある。

分類

ストラテジ系 » 経営戦略マネジメント » 経営戦略手法

正解

解説

設問中の用語の意味を確認しておきます。
株式
企業が活動資金を集めるために発行されるもので、出資者は株式を取得するとその会社のオーナーの権利(株主権)の一部を得ることができる。
出資比率
取得している株式の割合を株式の総数を分母として表した数値
株式会社の最高意思決定機関は株主総会です。株主総会で経営の重要事項を決める際には、出資比率に基づき議決権を行使可能な割合で決議されるので、下記のように出資比率が高いほど経営への影響力が強くなっていきます。
33.33%超
経営上の拒否権を得ている状態。株主総会の特別決議は2/3以上の議決権が必要とされるので、1/3以上を持っていれば、経営上の重要事項を拒否することが可能になる。
50%超
会社の議決権の過半数を得ている状態なので、決議事項を出資元の方針に沿った形で決議することが可能になる。この時点で、取締役などのの人事権も持つことになる。
66.66%超
33.33%超の場合と逆の理由で、2/3以上の決議権を持っていれば特別決議を出資元の方針に沿った形で決議することが可能になる。
100%
他の株主がなく完全子会社化している状態。
まとめると、経営の支配力を高めるには出資比率を高める必要があり、そのための手段として株式の追加取得を行うので、

a=経営の支配力、
b=株式の追加取得

が適切な字句になります。
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