ファシリティマネジメント(全28問中28問目)

無停電電源装置(UPS)の導入に関する記述として,適切なものはどれか。

出典:サンプル問題1 問35

  • UPSに最優先で接続すべき装置は,各PCが共有しているネットワークプリンターである。
  • UPSの容量には限界があるので,電源異常を検出した後,数分以内にシャットダウンを実施する対策が必要である。
  • UPSは発電機能をもっているので,コンピュータだけでなく,照明やテレビなども接続すると効果的である。
  • UPSは半永久的に使用できる特殊な蓄電池を用いているので,導入後の保守費用は不要である。
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分野:マネジメント系
中分類:サービスマネジメント
小分類:ファシリティマネジメント
解説
UPS(Uninterruptible Power Supply)は、落雷などによる突発的な停電が発生したときに自家発電装置が電源を供給し始めるまでの間、サーバに電源を供給する役目をもつ機器です。
機器内部に電気を蓄えていて、電源の瞬断時にシステムを安全に終了する時間を与えてくれたり、自家発電装置による電源供給までの間つなぎの役目を果たしてくれます。対応できる停電時間は、数分 - 30分程度のものが多いようです。
  • 最優先にすべきはプリンターではなく、電源供給が失われるとデータが失われる可能性がある企業の主幹システムです。
  • 正しい。
  • 発電機能は持っていません。
  • UPSは高い信頼性が求められるため、長期にわたって使用できるものでも定期保守が必要です。

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