情報セキュリティ管理(全115問中70問目)

A社では,自社の情報資産に関するリスク分析を実施した結果,近くの川が氾濫することで会社の1階にあるサーバルームが浸水するおそれがあることが分かった。サーバルームの移転も検討したが,川は100年前に1度氾濫したきりで,その可能性はほとんどないと判断し,特に対策は講じないことを経営層が決定した。A社が選択した情報セキュリティのリスク対応はどれか。

出典:平成28年秋期 問89

  • リスクの移転
  • リスクの回避
  • リスクの受容
  • リスクの低減
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分野:テクノロジ系
中分類:セキュリティ
小分類:情報セキュリティ管理
解説
情報セキュリティマネジメントにおけるリスク対応策は、移転、回避、低減および受容の4つに大別することができます。
リスク移転(リスク共有)
保険への加入やリスク業務のアウトソーシングなどにより、 他者にリスクを移転・分散すること
リスク回避
リスク源を除去して、リスクの発現確率をゼロにすること
リスク低減
リスクの発現確率やリスクが現実化したときの損失を低下させること
リスク受容(リスク保有)
リスクに対してあえて何の対策もとらないこと。発生頻度が低く損害も小さいリスクに対して選択される
設問の事例は「発生の可能性はほとんどない」リスクで、経営層は「特に対策を講じない」ことを選択しています。この2点からリスク受容策であると判断できます。したがって「ウ」が正解です。

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