情報セキュリティ対策・実装技術(全209問中108問目)

No.108解説へ
ブラウザとWebサーバ間の通信プロトコルを,HTTPからHTTPSに変更した。これによって実現できることとして,適切なものはどれか。

出典:平成28年春期 問56

  • クライアントPCとWebサーバ間の通信速度の向上
  • コンピュータウイルス感染の防止
  • 通信の機密性の確保
  • ブラウザの表示速度の向上
正解 問題へ
分野:テクノロジ系
中分類:セキュリティ
小分類:情報セキュリティ対策・実装技術
解説
HTTPS(HTTP over SSL/TLS)は、WebサーバとWebブラウザがデータを安全に送受信するために、SSL/TLSプロトコルによって生成されるセキュアな通信路上でデータのやり取り(HTTP通信)を行う方式です。HTTPSを用いるとWebサーバ-Webブラウザ間の通信が全て暗号化されるため、盗聴や改ざん等の攻撃から通信を保護することができます。
従来は個人情報の送信やクレジット決済、ログインの際というように限定的に使用されていましたが、最近では全てのページでのHTTPS接続を推奨する動きが強まっています。

したがって正解は「ウ」です。

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