ITパスポート試験の難易度

ITパスポートの難易度は、共通キャリア・スキルフレームワークの中でレベル1と位置付けられており情報処理技術者試験の中ではもっとも難易度が低いとされています。

資格がスタートしたときに想定された合格率が50%であることから、他の国家資格または人気の民間資格と比較しても難易度の低い試験と言えると思います。ちなみに旧初級システムアドミニストレータは合格率30%前後、基本情報技術者は20%前後でした。

試験形式は全100問が四岐択一式となっており、初級シスアドで在った午後試験が無くなり午前のみになりました。ただし午前の時間は15分間延長されましたので、より集中力の持続が重要になったとも考えられます。

他の国家資格と比較しても、ITパスポート程度の難易度の試験だと午後の部まであることは稀なので、制度改正によって難易度に合わせた試験時間になったように思います。

ITパスポート試験と初級シスアド 難易度比較

ITパスポートの難易度を考える上で旧初級シスアド試験との比較は、はずすことができません。

上の比較図からも読み取れるように、ITパスポートは初級シスアドと比べて難易度が下がったことは間違いありません。このようなことからITパスポートは一般的な社会人としてだれでもが取得しておきたい資格となったと言えそうです。

とはいえ、試験範囲の内容は社会に出てコンピュータに触れると必要なことであるにもかかわらず、普通高校や情報学部以外の大学で勉強するほど一般的なことではなく、やはり専門学校や大学の情報学部で習得する内容です。(データベースを使ったシステムはどんな会社でも整備されていると思いますが、それを扱うオペレーターはデータベースの知識が無いことがほとんど、というのが現実です。)