平成21年春期試験問題 問77

特許権を説明したものはどれか。

  • 産業上利用することができる新規の発明を独占的・排他的に利用できる権利であり,所轄の官庁への出願及び審査に基づいて付与される権利
  • 事業者が自己の商品を他人の商品と識別するために商品について使用する標識を,独占的・排他的に使用できる権利
  • 新規の美術・工芸・工業製品などで,その形・色・模様・配置などについて加える装飾上の工夫を,独占的・排他的に使用できる権利
  • 文芸,学術,美術又は音楽の範囲に属する著作物を,その著作者が独占的・排他的に支配して利益を受ける権利
正解 問題へ
分野:ストラテジ系
中分類:法務
小分類:知的財産権
解説
特許権は、自然の法則や仕組みを利用した価値ある発明に対して、独占的・排他的し利用できる権利で、関係機関に申請をして認められれば権利として登録されます。

また特許権の権利期間は20年です。余談になりますが、数年前ですが任天堂が開発した初期のファミコンを模倣した製品が他メーカーから発売されているのを見かけました。これもファミコン発売から20年経ち、特許期間が2006年に満了したのを受けて、他のメーカーでもこの技術を利用できるようになったためなのです。
  • 正しい。特許権の説明です。
  • 商品ロゴなどを保護する商標権の説明です。
  • 工業デザインを保護する意匠権の説明です。
  • 著作権の説明です。

Pagetop