平成22年秋期試験問題 問39

情報システムの運用状況を監査する場合,監査人として適切な立場の者はだれか。

  • 監査対象システムにかかわっていない者
  • 監査対象システムの運用管理者
  • 監査対象システムの運用担当者
  • 監査対象システムの運用を担当しているコンサルタント
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分野:マネジメント系
中分類:システム監査
小分類:システム監査
解説
経済産業省が公表しているシステム監査基準では、システム監査人の独立性、客観性と職業倫理について3つの項目を定めています。
外観上の独立性
システム監査人は、システム監査を客観的に実施するために、監査対象から独立していなければならない。監査の目的によっては、被監査主体と身分上、密接な利害関係を有することがあってはならない。
精神上の独立性
システム監査人は、システム監査の実施に当たり、偏向を排し、常に公正かつ客観的に監査判断を行わなければならない。
職業倫理と誠実性
システム監査人は、職業倫理に従い、誠実に業務を実施しなければならない。
つまり、監査人は公正な監査を行うために監査対象の情報システムについて関わりがない第三者の立場であることが求められます。

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