ITパスポート試験 用語辞典

パレート図ぱれーとず
値の大きい順に分析対象の項目を並べた縦棒グラフと、累積構成比を表す折れ線グラフを組み合わせた複合グラフで、主に複数の分析対象の中から、重要である要素を識別するために使用される。
分野:
ストラテジ系 » 企業活動 » 業務分析・データ利活用
出題歴:
23年特別問11 23年秋期問14 26年春期問14 28年秋期問50 
重要度:

(Wikipedia パレート図より)

パレート図(パレートず)とは、値が降順にプロットされた棒グラフとその累積構成比を表す折れ線グラフを組み合わせた複合グラフである。ヴィルフレド・パレートに因んで名付けられた。ジョセフ・M・ジュランと石川馨(武蔵工業大学(現東京都市大学)元学長)によって品質保証の分野で広められた。

パレート図はQCの7つの基本的な道具の一つである。7つの道具には、ヒストグラム、パレート図、チェック・シート、管理図、特性要因図、グラフ、散布図を含む。

典型的なパレート図では、左側の垂直軸は発生頻度を表すが、コストやその他の重要な測定単位を表すこともある。右側の垂直軸は全体の発生件数、総コスト、特定の全測定単位に占める累積構成比を表す。目的は(しばしば多くの)要因の中から最も重要なものを浮き彫りにすることにある。品質管理においては、パレート図はしばしば、欠陥の最も一般的な原因、最も起こりやすい欠陥の種類、顧客の苦情のうち最も頻度の高い理由などを表す。品質管理で用いられるほか、類似したABC分析が在庫管理等でも用いられる。

出題例

品質の目標に対し,不良が多く発生しているシステム開発プロジェクトがある。重点的に解消すべき課題を明らかにするために,原因別に不良の発生件数を調べ,図で表すことにした。このときに用いるのが適切な図はどれか。
  • 50a.gif/image-size:196×146
  • 50i.gif/image-size:159×138
  • 50u.gif/image-size:178×109
  • 50e.gif/image-size:102×188

正解

「業務分析・データ利活用」に属する用語
「企業活動」の他の分野
「ストラテジ系」の他のカテゴリ

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス

このページのWikipediaよりの記事は、ウィキペディアの「パレート図」(改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、このページ内の該当部分はクリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承 3.0 非移植 ライセンスの下 に提供されています。

© 2009-2024 ITパスポート試験ドットコム All Rights Reserved.

Pagetop