全体最適化を意味する二つ。
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蝉さん
(No.1)
言葉を覚えるにあたって
意味を理解しないと覚えられないとおもい、
熟読していたら行き詰まりました。
SCMとERPの違いが分からなくなりました。
私の参考書には両方とも、
一元管理、全体最適化、とあって
この二つの言葉の意味と、
企業での活用方法がどうも同じようなことに見えます。
誰か教えてください。
意味を理解しないと覚えられないとおもい、
熟読していたら行き詰まりました。
SCMとERPの違いが分からなくなりました。
私の参考書には両方とも、
一元管理、全体最適化、とあって
この二つの言葉の意味と、
企業での活用方法がどうも同じようなことに見えます。
誰か教えてください。
2015.08.22 17:05
にゃあにゃあさん
(No.2)
SCM(Supply Chain Manegement)は、複数の企業にわたりる生産・在庫・購買・販売・物流などすべての情報をリアルタイムに交換することによって,原材料切れで製品が製造できない、買い手がいるのに在庫がないなどの機会を失わないように、逆に、山のように製品在庫があるなどの状況を生まないように,供給を管理することで業務プロセスの無駄を省くことができるので、納期短縮や在庫削減といった効果が期待できます。
つまり、複数の企業による製品の製造から販売までの供給管理をすることです。
対して、ERP(EnterPrise Resource Planning)は、1企業による全社の業務管理をするデータベースです。販売,生産,会計,人事、営業などの業務で発生するデータ(ヒト、モノ、カネ、情報)の経営資源を統合管理するために統合データベースで一元管理し,各業務部門の状況をリアルタイムに把握するための手法です。経営資源を統合管理することにより、調達、製造、販売、営業、人事、財務といった部門の枠を超えて業務を円滑にし、かつ各部門における無駄を排除することが目的です。あまりにも大きなシステムのため、中小企業でも導入できるようにERPパッケージとして販売されています。
SCMとはサプライ(供給)チェーンに限定されるもの。
ERPは財務、人事、営業などにもその領域は広がり、全社業務管理システムとなります。
つまり、複数の企業による製品の製造から販売までの供給管理をすることです。
対して、ERP(EnterPrise Resource Planning)は、1企業による全社の業務管理をするデータベースです。販売,生産,会計,人事、営業などの業務で発生するデータ(ヒト、モノ、カネ、情報)の経営資源を統合管理するために統合データベースで一元管理し,各業務部門の状況をリアルタイムに把握するための手法です。経営資源を統合管理することにより、調達、製造、販売、営業、人事、財務といった部門の枠を超えて業務を円滑にし、かつ各部門における無駄を排除することが目的です。あまりにも大きなシステムのため、中小企業でも導入できるようにERPパッケージとして販売されています。
SCMとはサプライ(供給)チェーンに限定されるもの。
ERPは財務、人事、営業などにもその領域は広がり、全社業務管理システムとなります。
2015.08.24 12:37
抜け殻さん
(No.3)
イメージ的には、「全社最適化」という大きな枠の中に「SCM」と「ERP」などのやり方がある感じですかね。
全社最適化をする会社は、かなりの投資・統率できる優秀な人材・システムで在庫管理(MRP)などを可能にする大企業が多いです。
※小さな会社の全社最適は、経営陣が判断できる規模=できなければ廃業
用語の意味は、にゃあにゃあさんが書いた通りです。
全社最適化するための一撃必殺技はありませんので、各社の状況に応じて、最適な手法(SCMやMRP、ERPなど)で社内の一部組織を最適化(=部分最適化という)を行い、改善する部門がなくなったら全社最適化が完了したとなるわけです。
実際には、世の中の状況は都度変化していますので、全社最適化が完了することはなく継続的に部分最適化を行い続けるといった感じになり、なるべく全体的に最適化されている状況を維持することが目的となります。
全社最適化をする会社は、かなりの投資・統率できる優秀な人材・システムで在庫管理(MRP)などを可能にする大企業が多いです。
※小さな会社の全社最適は、経営陣が判断できる規模=できなければ廃業
用語の意味は、にゃあにゃあさんが書いた通りです。
全社最適化するための一撃必殺技はありませんので、各社の状況に応じて、最適な手法(SCMやMRP、ERPなど)で社内の一部組織を最適化(=部分最適化という)を行い、改善する部門がなくなったら全社最適化が完了したとなるわけです。
実際には、世の中の状況は都度変化していますので、全社最適化が完了することはなく継続的に部分最適化を行い続けるといった感じになり、なるべく全体的に最適化されている状況を維持することが目的となります。
2015.08.25 09:09
蝉さん
(No.4)
お二方ありがとうございます。
SCM→物の管理、供給を中心にして見直していく方法
ERP→全体的な統合管理をするシステムでスッキリさせていく方法
と判断すればいいのでしょうか?
ERPの下部にSCMがあるわけではなく、
それぞれ別物と考えた方がいいのでしょうか?
ERPは物の管理には手を出さないということでしょうか?
SCM→物の管理、供給を中心にして見直していく方法
ERP→全体的な統合管理をするシステムでスッキリさせていく方法
と判断すればいいのでしょうか?
ERPの下部にSCMがあるわけではなく、
それぞれ別物と考えた方がいいのでしょうか?
ERPは物の管理には手を出さないということでしょうか?
2015.08.25 10:47
抜け殻さん
(No.5)
ERP自体は、いろいろな手法のお得パック的な存在です。
例えば、調達・購買、製造・生産、物流・在庫管理、販売、人事・給与、財務・会計のすべてをシステムで管理し、最適化しようとすれば、それは「ERP」になります。
一方で、会計・人事・給与の3つをシステムで管理し、最適化しようとしても「ERP」です。
つまり、SOA基板上で複数のシステムが稼働していれば「ERP」と呼んでいます
(例えば:応研社は、大蔵大臣NX ERPという商品名で大蔵大臣に他の資材管理や原価管理のシステムを連携させて販売している)
蝉さんのおっしゃる通り、
【物の管理、供給】を中心にして見直したい場合⇒SCM
【全体的な統合管理】をするシステムでスッキリさせていく場合⇒ERP
となります。
◆ERPの下部にSCMがあるわけではなく、それぞれ別物と考えた方がいいのでしょうか?
⇒ERPにSCMが含まれる(下部)こともありますが、別物と考えたほうが良いです。
問題は、【全体的な統合管理】する際に、物の管理、供給に関する部分が行われなかった場合でもERPと呼ばれることです。
製造業であればSCMが含まれることが多いですが、IT企業や商社では含まれることは少ないでしょう。
◆ERPは物の管理には手を出さないということでしょうか?
⇒上記同様、物の管理に手を出すこともあります。
例えば、調達・購買、製造・生産、物流・在庫管理、販売、人事・給与、財務・会計のすべてをシステムで管理し、最適化しようとすれば、それは「ERP」になります。
一方で、会計・人事・給与の3つをシステムで管理し、最適化しようとしても「ERP」です。
つまり、SOA基板上で複数のシステムが稼働していれば「ERP」と呼んでいます
(例えば:応研社は、大蔵大臣NX ERPという商品名で大蔵大臣に他の資材管理や原価管理のシステムを連携させて販売している)
蝉さんのおっしゃる通り、
【物の管理、供給】を中心にして見直したい場合⇒SCM
【全体的な統合管理】をするシステムでスッキリさせていく場合⇒ERP
となります。
◆ERPの下部にSCMがあるわけではなく、それぞれ別物と考えた方がいいのでしょうか?
⇒ERPにSCMが含まれる(下部)こともありますが、別物と考えたほうが良いです。
問題は、【全体的な統合管理】する際に、物の管理、供給に関する部分が行われなかった場合でもERPと呼ばれることです。
製造業であればSCMが含まれることが多いですが、IT企業や商社では含まれることは少ないでしょう。
◆ERPは物の管理には手を出さないということでしょうか?
⇒上記同様、物の管理に手を出すこともあります。
2015.08.25 14:56
蝉さん
(No.6)
抜け殻さん
ありがとうございます。
お話を読んだところ、確かに別物として捉えた方が確かにいいですね。
ありがとうございます。
お話を読んだところ、確かに別物として捉えた方が確かにいいですね。
2015.08.26 12:26
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