お疲れ様です。いつも本サイトを勉強に活用させていただいています。
さて、
平成28年春期  問37「システム開発部門のシステム監査における実施事項はどれか。」とありますが、解説では「システム監査においてシステム監査人が行うこと」とあります。問37の出題意図は、監査人の実施事項ではなく、監査対象（監査を受ける）側であるシステム開発部門が監査の指摘に伴う是正（又は監査を受けるに当たり事前に実施しておく）事項を問われていているように解釈してしまうのですが？

いつもは通りすがっているだけですが、このご質問にはお答えしたくて投稿しました。

「×××のシステム監査における実施事項」とある場合、まず、「×××を対象としたシステム監査における実施事項」と解釈できます。この場合、先頭に主語を表す「システム監査人が」が省略されています。こう解釈できれば「ウ」が正解とすぐにわかります。

もうひとつは、srayioksayさんがおっしゃる通り、「システム監査における×××の実施事項」と、「システム開発部門」を主語ととらえる解釈です。ただし、この場合だと「ウ」以外の３つが正解となり、１つに絞れません。そこで、解釈違いをしていると気づければ、とっさに「ウ」を選んで正解できます。

ただし、もし、後者の解釈で問うならば、問題文はおそらく「システム開発部門がシステム監査を受けるにあたって実施する事項はどれか。」となるでしょう。

情報処理技術者試験の問題は、この問題のように主語が省略されていることが結構ありますが、どう解釈すべきかは問題をこなして慣れていくのがいいと思います。

通りすがりの者  さんへ

問題に主語はなくともしっかりと学習しておけば、正解は一つしかないので選択肢の中から解答を導き出せるという訳ですね。

なんとなくすっきりしました（正解の「ウ」を選択しようかと心には引っかかりはあったのですが・・・）。要は、単に自分の学習不足ということですね。

この手の問題に引っかからないよう注意します。

ありがとうございます。