会計・財務(全77問中25問目)
No.25解説へ
前期と当期の損益計算書を比較したとき,前期から当期における変化の説明として,適切なものはどれか。
出典:平成30年春期 問19
- 売上総利益が1,500百万円増となった。
- 営業利益が50%増となった。
- 経常利益が2倍となった。
- 当期純利益は増減しなかった。
広告
解説
- 売上総利益は「売上高-売上原価」で求めます。
[前期] 7,500-6,000=1,500(百万円)
[当期] 9,000-7,000=2,000(百万円)
前期からの増減は(2,000-1,500=)500百万円の増加です。 - 営業利益は「売上総利益-販売費及び一般管理費」で求めます。
[前期] 1,500-1,000=500(百万円)
[当期] 2,000-1,000=1,000(百万円)
前期からの増減は(1,000-500=)500百万円の増加、前期比(500÷500=1=)100%増です。 - 正しい。
経常利益は「営業利益+営業外収益-営業外費用」で求めます。
[前期] 500+160-110=550(百万円)
[当期] 1,000+150-50=1,100(百万円)
前期比は(1,100÷550=)2倍です。 - 当期純利益は「経常利益+特別利益-特別損失-法人税等」で求めます。
[前期] 550+10-10-250=300(百万円)
[当期] 1,100+0-0-500=600(百万円)
当期純利益は前期の2倍になっています。
広告