会計・財務(全77問中45問目)
No.45解説へ
ROE(Return On Equity)を説明したものはどれか。
出典:平成25年秋期 問 3
- 株主だけでなく,債権者も含めた資金提供者の立場から,企業が所有している資産全体の収益性を表す指標
- 株主の立場から,企業が,どれだけ資本コストを上回る利益を生み出したかを表す指標
- 現在の株価が,前期実績又は今期予想の1株当たり利益の何倍かを表す指標
- 自己資本に対して,どれだけの利益を生み出したかを表す指標
広告
解説
ROE(Return On Equity,自己資本利益率)は、自己資本(純資産)に対する当期純利益の割合を示す指標で、ある企業が、一会計期間の企業活動を通じて「株主の投資額に比してどれだけ効率的に利益を獲得したか」を判断するのに用いられます。ROEは、その値が高いほど、自己資本を効率的に活用して利益を上げていると判断されます。
ROE(%)=当期純利益÷自己資本×100
ROE(%)=当期純利益÷自己資本×100
- ROA(Return On Assets,総資産利益率)の説明です。
- ROI(Return On Investment,投下資本利益率)の説明です。
- PER(Price Earnings Ratio,株価収益率)の説明です。
- 正しい。ROEの説明です。
広告