システムの評価指標(全33問中28問目)
No.28解説へ
コンピュータシステムが単位時間当たりに処理できるジョブやトランザクションなどの処理件数のことであり,コンピュータの処理能力を表すものはどれか。
出典:平成21年秋期 問61
- アクセスタイム
- スループット
- タイムスタンプ
- レスポンスタイム
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解説
スループットとは、コンピュータやネットワークが一定時間内に処理できる仕事量のことで、システムにおけるパフォーマンスの評価基準となります。スループットには、コンピュータに搭載されるCPUのクロック周波数やハードディスクの回転速度、OSの種類、ネットワークの速度など、様々な要因が影響します。
- アクセスタイムは、ハードディスクが目的のデータを読み取れる状態になるまでに要する時間のことです。
- 正しい。スループットは、システムが単位時間当たりに処理できる件数のことで、システムの性能を表す指標として使われます。
- タイムスタンプは、ファイルなどが作成・更新された日時を示す情報のことです。
- レスポンスタイムは、利用者がシステムへの処理要求を完了した時点から、システムが最初の反応を返すまでの時間です。応答時間とも呼ばれます。
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