その他の法律・ガイドライン(全46問中1問目)

コーポレートガバナンスを強化した事例として,最も適切なものはどれか。

出典:令和6年春期 問18

  • 女性が活躍しやすくするために労務制度を拡充した。
  • 迅速な事業展開のために,他社の事業を買収した。
  • 独立性の高い社外取締役の人数を増やした。
  • 利益が得られにくい事業から撤退した。
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分野:ストラテジ系
中分類:法務
小分類:その他の法律・ガイドライン
解説
コーポレートガバナンスは、企業統治とも訳され、企業の経営について利害関係者が監視・規律することで、「企業の収益力の強化」と「企業の不祥事を防ぐ」という2つの目的を達成するための仕組みです。

コーポレートガバナンスの目的は、株主や経営者、取締役会などの関係者が、適切な監視を通じて企業の健全な運営を確保することですから、独立性の高い社外取締役の増員は、社外の"目"を増やすという意味でコーポレートガバナンスの体制を強化する取組みと言えます。

したがって「ウ」が適切です。
  • ダイバーシティに関する取組みに該当します。さらに発展した概念として、Diversity:多様性、Equity:公平性、Inclusion:包括性 の3つを組み合わせたDEIという考え方もあります。合わせて覚えておきましょう。
  • M&Aに関する取組みに該当します。
  • 正しい。コーポレートガバナンスの強化に関する取組みに該当します。
  • 選択と集中に関する取組みに該当します。

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