知的財産権(全64問中12問目)
No.12解説へ
新製品の開発に当たって生み出される様々な成果a~cのうち,特許法による保護の対象となり得るものだけを全て挙げたものはどれか。
- 機能を実現するために考え出された独創的な発明
- 新製品の形状,模様,色彩など,斬新的な発想で創作されたデザイン
- 新製品発表に向けて考え出された新製品のブランド名
出典:令和2年秋期 問16
- a
- a,b
- a,b,c
- a,c
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解説
産業財産権には、以下の4つの種類があり特許庁が所管しています。
- 特許権
- 自然の法則や仕組みを利用した価値ある発明を保護する、存続期間は出願日から20年
- 実用新案権
- 物品の形状、構造または組み合わせに係る考案のうち発明以外のものを保護する、存続期間は出願日から10年
- 意匠権
- 製品の価値を高める形状やデザインを保護する、存続期間は出願日から25年
- 商標権
- 商品の名称やロゴマークなどを保護する、存続期間は設定登録日から10年
- 正しい。独創的な発明は特許法で保護されます。
- 誤り。工業上有用なデザインは意匠法による保護対象となります。
- 誤り。商品名、サービス名、ブランド名などの固有名称は商標法による保護対象となります。
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