標準化関連(全29問中13問目)
No.13解説へ
POSシステムやSCMシステムにJANコードを採用するメリットとして,適切なものはどれか。
出典:平成29年春期 問33
- ICタグでの利用を前提に作成されたコードなので,ICタグの性能を生かしたシステムを構築することができる。
- 画像を表現することが可能なので,商品画像と連動したシステムへの対応が可能となる。
- 企業間でのコードの重複がなく,コードの一意性が担保されているので,自社のシステムで多くの企業の商品を取り扱うことが容易である。
- 商品を表すコードの長さを企業が任意に設定できるので,新商品の発売や既存商品の改廃への対応が容易である。
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解説
JANコードは、バーコード規格のひとつで、製造した事業者と商品を識別するための共通商品コード体系です。13桁のタイプと8桁のタイプがあり、バーコードリーダーで読み取り可能です。アメリカ、カナダにおけるUPCと互換性があり、海外ではEANコードと呼ばれています。
JANコードには、先頭から「国コードを含む事業者コード」「商品コード」「チェックディジット」の順番でデータが格納されています。
JANコードには、先頭から「国コードを含む事業者コード」「商品コード」「チェックディジット」の順番でデータが格納されています。
- JANコードは、情報を「白い隙間と黒いバー」で表現します。ICタグと併用されることもありますが、単体でも利用可能です。
- JANコードでは数字以外のデータを表現できません。
- 正しい。事業者コードと商品アイテムコードの組合せは一意になるように管理されているので、多数の企業の商品を同時に取り扱ってもコードが競合することはありません。
- タイプごとに商品アイテムコードの長さは決まっています。
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