知的財産権(全64問中2問目)

あるソフトウェアは,定額の料金や一定の期間での利用ができる形態で提供されている。この利用形態を表す用語として,適切なものはどれか。

出典:令和6年春期 問21

  • アクティベーション
  • アドウェア
  • サブスクリプション
  • ボリュームライセンス
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分野:ストラテジ系
中分類:法務
小分類:知的財産権
解説
  • アクティベーションは、正当な手続きを経ることによってアカウント、ソフトウェアまたはハードウェアを使用可能な(アクティブ)状態にすることです。一般的にはPCの固有情報とソフトウェアの製品番号を紐付けることで、同じ製品番号のソフトウェアが他のPCで利用されることを防ぎます。主に違法コピーによるソフトウェアの不正利用を防止するために設けられています。
  • アドウェアは、ユーザーの使用中に広告が表示されるソフトウェアの総称です。主に無料なソフトウェアやアプリケーションに採用され、無料で使用できる代わりに広告を表示したり、インストール時に別のソフトウェアのインストールも促したりするなどして、広告主からの収入を得ることを目的とします。
  • 正しい。サブスクリプションは、従来のようにソフトウェア自体を一括して買い取るのではなく、使用量や使用期間に応じて料金を支払うソフトウェア/サービスの料金形態をいいます。具体例として音楽や動画のストリーミングサービスなどを思い浮かべてもらえばいいと思います。サブスクリプション(subscription)は、"定期購読"や"予約購読"といった意味をもつ英単語です。
  • ボリュームライセンスは、"10台までインストール可能"のように、あるソフトウェアの使用を特定のコンピュータ群または一定数のコンピュータに認めるライセンスの形態です。同じソフトウェアを同一環境で利用する組織向けのライセンスであり、通常は1個ずつ購入するよりも割引されています。

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