その他の法律・ガイドライン(全46問中2問目)
No.2解説へ
ソーシャルメディアポリシーを制定する目的として,適切なものだけを全て挙げたものはどれか。
- 企業がソーシャルメディアを使用する際の心得やルールなどを取り決めて,社外の人々が理解できるようにするため
- 企業に属する役員や従業員が,公私限らずにソーシャルメディアを使用する際のルールを示すため
- ソーシャルメディアが企業に対して取材や問合せを行う際の条件や窓口での取扱いのルールを示すため
出典:令和5年春期 問 9
- a
- a,b
- a,c
- b,c
正解 イ問題へ
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解説
ソーシャルメディアポリシーは、企業がソーシャルメディアを使用するにあたり、その目的、心構え、情報発信する従業員が遵守すべき基本原則やルールを対外的に明らかにしたものです。従業員に対してルール遵守を徹底する場合は、ソーシャルメディアガイドラインと呼ばれることもあります。
企業が主にマーケティング目的でソーシャルメディアを使うことは事業に役立つ半面、発信した情報が炎上につながるケースなどのリスクもあります。このようなリスクを未然に回避するとともに、さまざまなステークホルダとコミュニケーションを図り、良好な関係性を築くためにルールを定めておくことが望まれます。ソーシャルメディアが、企業と社会を結ぶ接点として重要性を増しつつある昨今にあって、企業にとって必要不可欠の文書と言えます。
企業が主にマーケティング目的でソーシャルメディアを使うことは事業に役立つ半面、発信した情報が炎上につながるケースなどのリスクもあります。このようなリスクを未然に回避するとともに、さまざまなステークホルダとコミュニケーションを図り、良好な関係性を築くためにルールを定めておくことが望まれます。ソーシャルメディアが、企業と社会を結ぶ接点として重要性を増しつつある昨今にあって、企業にとって必要不可欠の文書と言えます。
- 適切。ソーシャルメディアポリシーは社内外に向けて伝達されます。社外に公開することにより、企業のソーシャルメディアの向き合い方について透明性が増し、ブランドイメージの保護や、ステークホルダからの信頼性が向上するなどのメリットがあります。
- 適切。ソーシャルメディアを使用するに当たり、従業員が、公私を問わず心得ておくべき基本原則や遵守すべきルールを示すために制定されます。従業員の情報発信をコントロールし、自社のブランドイメージに沿った情報発信を促すことにもつながります。
- 不適切。ソーシャルメディアの提供側が作成するものではなく、ソーシャルメディアを利用する企業が制定するものです。また、問合せ先や問合せのルールを示すものではありません。
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