標準化関連(全29問中20問目)

QRコードの特徴として,適切なものはどれか。

出典:平成26年春期 問12

  • 漢字を除くあらゆる文字と記号を収めることができる。
  • 収納できる情報量はバーコードと同等である。
  • 上下左右どの方向からでも,コードを読み取ることができる。
  • バーコードを3層積み重ねた2次元構造になっている。
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分野:ストラテジ系
中分類:法務
小分類:標準化関連
解説
QRコードは、1994年にデンソーウェーブが開発した2次元コードの規格で、携帯電話でのURLの読取りや、販売店や工場における在庫管理などにも利用されています。

バーコードが横方向にしか情報を持たないのに対し、QRコードは縦横に情報を持っているため、格納できる情報量が多く、数字だけでなく英字や漢字など多言語のデータも格納することが可能です。また3隅の四角い位置検出パターンによって360度読み取り可能、汚れなどがあっても正確に読み取れるように、誤り訂正語を含むなどの特徴があります。
12.png
  • 漢字も含めることができます。
  • JANコードでは、最大でも数字13けたしか表現できないのに対して、QRコードでは、大きいサイズになると漢字1,000文字以上を格納することができます。(格納できる情報量はセル数によって変わる)
  • 正しい。位置検出パターンを備えていることはQRコードの特徴です。
  • QRコードはバーコードを層上に組合わせたものではありません。

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