セキュリティ関連法規(全35問中31問目)
No.31解説へ
不正アクセス禁止法で禁止されている行為はどれか。
出典:平成23年特別 問32
- インターネットのオークションサイトで架空の商品を販売し,落札者から現金をだまし取った。
- 他人のブログに誹謗(ひぼう)中傷を大量に書き込んだ。
- 他人の利用者IDとパスワードを無断で使用して,他人の電子メールを閲覧した。
- 不正にコピーして作成した海賊版の音楽CDを販売した。
正解 ウ問題へ
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解説
不正アクセス禁止法(ふせいあくせすきんしほう)は、ネットワークを介して、本人の許可なく、他人のID・パスワード等をアクセス制限がされたコンピュータに入力して利用可能にすることを禁止する法律です。また、ネットワークを介してアクセス制限を不正に回避してコンピュータを利用可能にする行為や、本人に無断で認証が必要なページにアクセス可能となるパスワードを第三者に教える行為も禁止しています。
不正アクセス禁止法での禁止事例を判断する問題は、度々出題されていますが、
不正アクセス禁止法での禁止事例を判断する問題は、度々出題されていますが、
- ネットワークに接続できる環境であること(スタンドアロンのPCは対象外)
- 本人に許可なくIDやパスワードを使い、認証が可能なページにアクセスする行為
- 本人に許可なく第三者にIDやパスワードを教える行為
- 刑法上の詐欺罪(246条)に該当します。
- 刑法上の侮辱罪(231条)や、名誉毀損罪(230条)に該当します。
- 正しい。不正アクセス禁止法で禁止されている行為です。
- 著作権法で禁止されている行為です。
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