知的財産権(全64問中38問目)
No.38解説へ
外部技術の導入手法の一つとして,企業が互いに有する特許の実施権を相互に許諾するものはどれか。
出典:平成26年春期 問27
- アライアンス
- クロスライセンス
- ジョイントベンチャー
- ロイヤルティ
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解説
特許クロスライセンスは、2つ以上の企業や団体が互いに自らの持つ特許の実施権を許諾しあうことをいいます。
一般に相手が持つ特許を使用する際には使用料を支払わなければなりませんが、クロスライセンスを結んだ場合には自分の特許実施権を許諾するかわりに、使用料を支払わずに相手の特許を利用することができるので、ライセンス契約を締結するお互いにメリットがあります。
一般に相手が持つ特許を使用する際には使用料を支払わなければなりませんが、クロスライセンスを結んだ場合には自分の特許実施権を許諾するかわりに、使用料を支払わずに相手の特許を利用することができるので、ライセンス契約を締結するお互いにメリットがあります。
- アライアンスは、企業合併や資本提携、販売提携など企業同士の連携を意味する言葉です。
- 正しい。
- ジョイントベンチャーは、日本語では合弁企業と言われ、複数の企業が出資し合って相互の利益のために共同で経営を行っている企業のことです。
- ロイヤルティは、特許権や著作権などの特定の権利を利用する者が、その所有者に対して支払う利用対価のことです。
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