標準化関連(全29問中5問目)
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解説
SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)は、持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現のため、2030年を年限とする17の国際目標のことです。前身となるMDGs(ミレニアム開発目標)の後継として2015年9月の国連サミットで採択されました。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、「地球上の誰一人として取り残さない」ことをスローガンにしています。SDGsは世界全体で取り組むべき課題であり、目標17「パートナーシップにより目標を達成しよう」で示されているように、目標達成に向けて、政府、民間企業、市民団体、国際機関等が力を合わせることが要請されています。民間企業においてもSDGsへの関与を積極的に掲げたり、パートナー企業にもSDGsへの取り組みを求めたりする動きが広がり始めています。また消費者の間にも、環境保護に積極的に取り組む企業の商品を優先的に購入したり、SDGsに反する活動を行う企業を忌避したりする「エシカル(倫理的)消費」の機運が高まってきています。身近な例で言うと、外食産業で世界的にプラスティック製のストローの提供をやめる動きが広がっているのにもSDGs的な意味合いがあります。
したがって「イ」が正解です。
したがって「イ」が正解です。
- COP21(パリ協定)は、気候変動問題に対する国際的な枠組みです。世界の平均気温上昇を産業革命前に比べて2℃より十分に低く抑え、さらに1.5℃以内に抑える努力義務が合意されています。
- 正しい。SDGsは、持続可能な世界を実現するために採択された国際的な開発目標です。
- UNESCO(国際連合教育科学文化機関)は、教育、科学、文化、コミュニケーション等の分野における国際的な発展と振興を行う国際連合の下に置かれた機関です。世界遺産の登録活動なども行っています。
- World Health Organizationの略で、世界保健機関のことです。
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