知的財産権(全64問中7問目)
No.7解説へ
自社開発した技術の特許化に関する記述a~cのうち,直接的に得られることが期待できる効果として,適切なものだけを全て挙げたものはどれか。
- 当該技術に関連した他社とのアライアンスの際に,有利な条件を設定できる。
- 当該技術の開発費用の一部をライセンスによって回収できる。
- 当該技術を用いた商品や事業に対して,他社の参入を阻止できる。
出典:令和4年春期 問 6
- a
- a,b
- a,b,c
- b,c
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解説
- 適切。特許技術を持っていることはその業界での強みとなります。他社が当該技術を使用したい場合、自社に有利な条件でアライアンス(業務提携)をすることができる可能性が高まります。
- 適切。特許技術を他社に実施許諾することにより、ライセンス料を受け取れる可能性があります。これは特許権から直接的に得られる収益となります。
- 適切。特許権は一定期間その技術を独占排他的に使用することができる権利です。権利侵害者に対しては差し止めや損害賠償を請求できる権利が認められているため、競合他社がその技術を用いて市場に参入するのを法的に阻止することができます。
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