マーケティング(全36問中30問目)
No.30解説へ
新商品の市場への浸透において重要であるといわれているオピニオンリーダーの説明として,適切なものはどれか。
出典:平成23年秋期 問 8
- 多くの人が当該商品を利用していることを確認してから購入する層
- 比較的慎重であり,早期購入者に相談するなどしてから当該商品を追随的に購入する層
- 比較的早期に自らの価値判断で当該商品を購入し,後続する消費者層に影響を与える層
- 冒険的で率先して当該商品を購入する層
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解説
新商品・新サービスなどのイノベーションの普及に関する理論に「イノベータ理論」というものがあります。この理論では、商品購入の態度を新商品購入の早い順に五つに分類しています。
- イノベータ(Innovators:革新者)
- 冒険心にあふれ、新しいものを進んで採用する人。
- アーリーアダプタ(Early Adopters:初期採用者)
- 流行に敏感で、情報収集を自ら行い、判断する人。他の消費層への影響力が大きく、オピニオンリーダーとも呼ばれる。
- アーリーマジョリティ(Early Majority:前期追随者)
- 比較的慎重派な人。平均より早くに新しいものを取り入れる。ブリッジピープルとも呼ばれる。
- レイトマジョリティ(Late Majority:後期追随者)
- 比較的懐疑的な人。周囲の大多数が試している場面を見てから同じ選択をする。フォロワーズとも呼ばれる。
- ラガード(Laggards:遅滞者)
- 最も保守的な人。流行や世の中の動きに関心が薄い。イノベーションが伝統になるまで採用しない。伝統主義者とも訳される。
- フォロワーズの説明です。
- ブリッジピープルの説明です。
- 正しい。
- イノベータの説明です。
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