経営管理システム(全37問中32問目)
No.32解説へ
"モノ"の流れに着目して企業の活動を購買,製造,出荷物流,販売などの主活動と,人事管理,技術開発などの支援活動に分けることによって,企業が提供する製品やサービスの付加価値が事業活動のどの部分で生みだされているかを分析する考え方はどれか。
出典:平成22年春期 問 9
- コアコンピタンス
- バリューチェーン
- プロダクトポートフォリオ
- プロダクトライフサイクル
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解説
バリューチェーンとは、製品の付加価値がどの部分(機能)で生み出されているかを分析し、価値の連鎖の最適化を図ろうとする考え方です。業務を「購買物流」「製造」「出荷物流」「販売・マーケティング」「サービス」という5つの主活動と、「調達」「技術開発」「人事・労務管理」「全般管理」の4つの支援活動に分類して、主活動の効率を上げることで他企業との競争優位を確立しようとします。
- コアコンピタンスは、長年の企業活動により蓄積された他社と差別化できる企業独自のノウハウや技術のことです。
- 正しい。
- プロダクトポートフォリオは、製品の市場における位置付けを分析して資源配分を検討する手法です。
- プロダクトライフサイクルは、製品を市場に投入してから販売活動によって普及、成熟しやがて落ち込んでその寿命が終わるまでの過程を表します。
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