経営戦略手法(全61問中33問目)

PPMの適用事例として,適切なものはどれか。

出典:平成26年春期 問 9

  • 業務の一部を外部に委託することで,コア業務に経営資源を集中させる。
  • 個々の事業の戦略的な位置付けを明確にし,経営資源の最適配分を考える。
  • 仕事の流れや方法を根本的に見直し,最も望ましい業務の姿に変革する。
  • 大規模災害などの発生時においても,事業が継続できるように準備する。
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分野:ストラテジ系
中分類:経営戦略マネジメント
小分類:経営戦略手法
解説
PPM(Products Portfolio Management)は、縦軸と横軸に「市場成長率」と「市場占有率」を設定したマトリックス図を4つの象限に区分し,市場における製品(または事業やサービス)の位置付けを2つの観点で分類して資源配分を検討する手法です。

4つの象限は、市場内の位置付けから以下のような名称で呼ばれています。
花形(star) … [成長率:高、占有率:高]
占有率・成長率ともに高く、資金の流入も大きいが、成長に伴い占有率の維持には多額の資金の投入を必要とする分野
金のなる木(cash cow) … [成長率:低、占有率:高]
市場の成長がないため追加の投資が必要ではなく、市場占有率の高さから安定した資金・利益の流入が見込める分野
問題児(problem child) … [成長率:高、占有率:低]
成長率は高いが占有率は低いので、花形製品とするためには多額の投資が必要になる。投資が失敗し、そのまま成長率が下がれば負け犬になってしまうため、慎重な対応を必要とする分野
負け犬(dog) … [成長率:低、占有率:低]
成長率・占有率がともに低く、新たな投資による利益の増加も見込めないため市場からの撤退を検討するべき分野
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  • BPO(Business Process Outsourcing)の説明です。
  • 正しい。PPMの説明です。
  • BPR(Business Process Reengineering)の説明です。
  • BCP(Business Continuity Plan)の説明です。

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