経営管理システム(全37問中35問目)
No.35解説へ
情報技術を利用して顧客に関する情報を収集,分析し,長期的視点から顧客と良好な関係を築いて自社の顧客として囲い込み,収益の拡大を図る手法はどれか。
出典:平成21年春期 問 5
- BSC
- CRM
- ERP
- PPM
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解説
CRM(Customer Relationship Management)は、顧客関係管理の手法で、顧客満足度を向上させるために、顧客との関係を構築することに力点を置く経営手法です。新規顧客を獲得するより、既存顧客の維持に力を入れる方が有効な戦略であるというのが、CRMの考え方で、ポイントカードなどによる顧客の囲い込みがCRMの実践例です。
- Balanced Score Cardの略。企業のビジョンと戦略を実現するために、「財務」「顧客」「業務プロセス」「学習と成長」という4つの視点から業績を評価・分析する手法です。
- 正しい。
- Enterprise Resource Planningの略。企業資源計画とも呼ばれ、企業全体の経営資源を有効かつ総合的に計画・管理し、経営の効率化を図るための手法です。
- Products Portfolio Managementの略。縦軸に市場成長率,横軸に市場占有率をとったマトリックス図を四つの象限に区分し,製品の市場における位置付けを分析して資源配分を検討する手法です。
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