経営戦略手法(全61問中47問目)
No.47解説へ
それぞれの企業が保有する経営資源を補完することを目的とした,企業間での事業の連携,提携や協調行動を表すものはどれか。
出典:平成23年特別 問13
- M&A(Merger & Acquisition)
- アウトソーシング
- アライアンス
- 事業ポートフォリオマネジメント
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解説
アライアンス(alliance)は、直訳すると同盟という意味ですが、企業同士の連携を表す言葉として使われています。企業合併や資本提携、販売提携など連携の強さもスタイルも様々なものがあります。
アライアンスを締結する目的としては、お互いの不得意分野の補完や、事業投資リスクの軽減などがあります。新規事業に投資する際に自社1社で開発するよりも、開発コストを連携する会社と出資しあえば、事業投資に対するリスクを軽減することができます。
アライアンスを締結する目的としては、お互いの不得意分野の補完や、事業投資リスクの軽減などがあります。新規事業に投資する際に自社1社で開発するよりも、開発コストを連携する会社と出資しあえば、事業投資に対するリスクを軽減することができます。
- 合併と買収の略で、他社を自社に吸収合併したり、他社の株式を多く取得し買収することで子会社化することで、他社の優れた経営資源を自社にする戦略です。
- 自社の業務の一部又は業務のすべてを外部へ委託することです。専門的な知識・技能が必要となる業務を、その業務を得意とする業者へ外注することで人材育成や設備投資のコストが低減されるメリットがあります。
語源は「Out(外部)+ Sourcing(資源利用)」。 - 正しい。
- プロダクトポートフォリオマネジメントでは、製品単位で分析を行いますが、事業ポートフォリオマネジメントは、この分析を事業単位で行います。
ある鉄道会社を例にすると、鉄道事業のほかに、百貨店、不動産、旅行代理店などの複数の事業を行っていたりします。事業ポートフォリオマネジメントでは、これらの事業単位で市場における位置づけを分析し、今後の戦略に活かしていきます。
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