マーケティング(全36問中7問目)
No.7解説へ
自社の商品やサービスの情報を主体的に収集する見込み客の獲得を目的に,企業がSNSやブログ,検索エンジンなどを利用して商品やサービスに関連する情報を発信する。このようにして獲得した見込み客を,最終的に顧客に転換させることを目標とするマーケティング手法として,最も適切なものはどれか。
出典:令和元年秋期 問15
- アウトバウンドマーケティング
- インバウンドマーケティング
- ダイレクトマーケティング
- テレマーケティング
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解説
インバウンドマーケティングは、SNSやブログ、Webサイトなどのインターネットメディアを通じて発信を行い、それらに興味を持って訪れた利用者を最終的に顧客に取り込もうとするマーケティング手法です。ターゲット層を惹きつける魅力的なコンテンツを用意しておくことで、見込み客の主体的な来訪を促し集客を行います。プル型戦略の1つと言えます。
これに対して、従来のように不特定多数に向けて広告やPRイベントまたはメルマガ配信などを行うプッシュ型のマーケティング手法を「アウトバウンドマーケティング」と言います。
これに対して、従来のように不特定多数に向けて広告やPRイベントまたはメルマガ配信などを行うプッシュ型のマーケティング手法を「アウトバウンドマーケティング」と言います。
- アウトバウンドマーケティングは、事業者側の主導で不特定多数に向けて行われるプッシュ型のマーケティング活動です。
- 正しい。インバウンドマーケティングは、インターネット上に魅力的なコンテンツを用意し、そこに見込み客を集めて顧客獲得を目指すプル型のマーケティング活動です。
- ダイレクトマーケティングは、対象として選ばれた既存の顧客や見込み客に対して個別に行われるマーケティング活動です。個々にきめ細やかな提案を行ったり、それに対する直接の反応を獲得することで、優良な関係を築いていくことを目的とします。
- テレマーケティングは、オペレータが電話で直接顧客と対話して販売促進を行う手法です。広告を見た顧客側からの電話を受け付けて商品やサービスを案内するケースや、顧客名簿をもとに企業側から見込み客に電話をかける例がテレマーケティングに該当します。
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