ビジネスシステム(全34問中13問目)
No.13解説へ
ディープラー二ングを構成する技術の一つであり,人間の脳内にある神経回路を数学的なモデルで表現したものはどれか。
出典:令和2年秋期 問19
- コンテンツデリバリネットワーク
- ストレージエリアネットワーク
- ニューラルネットワーク
- ユビキタスネットワーク
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解説
ニューラルネットワークは、脳機能が膨大な数のニューロン(神経細胞)のネットワークにより実現されていることに着目し、ニューロンが他のニューロンから信号を受け取り、シナプスで増減され、しきい値を超えた場合に他のニューロンに伝送されるという仕組みを、計算機上のシミュレーションによって表現することを目指した数学モデルです。ディープラーニングは、ニューラルネットワークをベースに、中間層を多層化することで学習精度を高めています。中間層が深く(Deep)なるのでディープラーニングと呼ばれています。
- コンテンツデリバリネットワークは、主にWebシステムにおけるコンテンツ配信の高速化・効率化を目指して最適化された配信インフラのことです。
- ストレージエリアネットワークは、ハードディスク装置やSSDなどの複数の補助記憶装置をまとめて、サーバ間で共有できるようにしたストレージ専用のネットワークです。
- 正しい。ニューラルネットワークがディープラーニングの構成技術の1つということを覚えておきましょう。
- ユビキタスネットワークは、あらゆる情報端末や機器がコンピュータネットワークに繋がれ、「いつでも、どこでも、何でも、誰でも」サービスを利用できる状態ことを言います。平成16年版情報通信白書にて、インターネットが普及した後の時代の新しい情報通信環境やその利活用環境を指す日本独自の新しい概念として提唱されました。
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