エンジニアリングシステム(全36問中15問目)
No.15解説へ
組立生産される製品W,X,Y,Zの1個当たりの利益,1個当たりの組立作業時間,組立作業1分当たりの利益,1週間の最大生産可能数は表のとおりである。1週間の利益を最大にするように生産計画を立てるとき,製品Zの生産個数は幾つか。ここで,1週間の総組立作業時間は40時間であり,製品W,X,Y,Zの全てを生産する必要はなく,同時には一つの製品しか組立生産できないものとする。
出典:平成28年春期 問18
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正解 ウ問題へ
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解説
総組み立て時間が40時間(=2,400分)という制限の下で、利益を最大化するためには時間当たりの利益が高い製品から順に生産していくことになります。表中に記載されている4つの製品それぞれの「1分当たりの利益(千円/利益)」を基準に考えると、
製品Y(3)→製品W(2.5)→製品Z(2)→製品X(1.5)
が適切な生産優先順位です。
まず製品Yを最大生産可能数の20個生産します。
生産所要時間は、30×20=600(分)
残り組立時間は、2,400-600=1,800(分)
次に製品Wを最大生産可能数の40個生産します。
生産所要時間は、20×40=800(分)
残り組立時間は、1,800-800=1,000(分)
次が設問で問われている製品Zの生産になります。この時点での残り組立時間が1,000分であるため、製品Zに関しては最大数まで生産することはできません。与えられた残り時間を最大限使った場合、
1,000/50=20(個)
製品Zは20個の生産を行うことになります。
製品Y(3)→製品W(2.5)→製品Z(2)→製品X(1.5)
が適切な生産優先順位です。
まず製品Yを最大生産可能数の20個生産します。
生産所要時間は、30×20=600(分)
残り組立時間は、2,400-600=1,800(分)
次に製品Wを最大生産可能数の40個生産します。
生産所要時間は、20×40=800(分)
残り組立時間は、1,800-800=1,000(分)
次が設問で問われている製品Zの生産になります。この時点での残り組立時間が1,000分であるため、製品Zに関しては最大数まで生産することはできません。与えられた残り時間を最大限使った場合、
1,000/50=20(個)
製品Zは20個の生産を行うことになります。
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