ビジネスシステム(全34問中19問目)
No.19解説へ
RFIDの活用によって可能となる事柄として,適切なものはどれか。
出典:令和元年秋期 問31
- 移動しているタクシーの現在位置をリアルタイムで把握する。
- インターネット販売などで情報を暗号化して通信の安全性を確保する。
- 入館時に指紋や虹彩といった身体的特徴を識別して個人を認証する。
- 本の貸出時や返却の際に複数の本を一度にまとめて処理する。
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解説
RFID(Radio Frequency Identification)は、ID情報を埋め込んだRFタグ(ICタグ)と電磁界や電波を用いることで、数cm~数mの範囲で情報のやり取りを行う技術です。電子マネーやSuica/PASMOなどの乗車カードでの利用が普及していますが、その他にも様々な事例に展開可能です。RFIDのタグはシート状で安価なので、個々の商品に管理目的で貼り付けることも可能です。また、無線通信なのでタグと読取り装置を近づけるだけで自動的にタグ内の情報を取得できます。
図書館において読取り装置と書籍ごとのタグを整備すれば、一度に複数の本をまとめて処理でき、従来のようにバーコードリーダーで個々に読み取るときと比較して貸出・返却業務の効率化が期待できます。タグ読取り機能を搭載した返却ポストを用意すれば返却業務の無人化も可能です。同様の原理で、商品に付いたタグを一度に読み取ることでレジ業務を効率化する仕組みも実用化されています。
図書館において読取り装置と書籍ごとのタグを整備すれば、一度に複数の本をまとめて処理でき、従来のようにバーコードリーダーで個々に読み取るときと比較して貸出・返却業務の効率化が期待できます。タグ読取り機能を搭載した返却ポストを用意すれば返却業務の無人化も可能です。同様の原理で、商品に付いたタグを一度に読み取ることでレジ業務を効率化する仕組みも実用化されています。
- GPSの活用事例です。
- TLS(Transport Layer Security)やHTTPSの活用事例です。
- バイオメトリクス認証の活用事例です。
- 正しい。RFIDの活用事例です。
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