エンジニアリングシステム(全36問中24問目)
No.24解説へ
ある部品の生産ラインは二つの工程A,Bの順で構成されており,各工程の機械台数,部品1個の生産に要する作業時間,不良率は表のとおりである。1日の稼働時間を10時間とするとき,この生産ラインの1日の生産能力(良品が生産される数)は何個か。ここで,工程Aでの不良品は工程Bには送らないものとする。また,機械の故障時間や段取り時間,工程間の仕掛品在庫は考えないものとし,仕掛中のものは終了時間が来ても最後まで仕上げるものとする。
出典:平成25年春期 問 7
- 171
- 180
- 200
- 257
正解 ア問題へ
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解説
生産ラインはA→Bの順なので、先に工程Aでの最大生産量を計算します。10時間は600分、1個当たりの作業時間は3分なので、
600÷3=200
時間内に200個を生産する能力があることが分かります。ただし不良率が5%なので、
200×0.05=10
200個の製品のうち10個が不良となるので、良品の生産能力は190個とわかります。この190個が工程Bの作業に引き継がれることになります。
先程と同様に工程Bの生産能力を計算します。1個当たりの作業時間は2分なので、
600÷2=300
時間内に300個を生産する能力があるので、工程Aから渡された190個のすべての作業を時間内に完了できることがわかります。工程Bでは190個を生産しそのうち10%が不良品となるので、良品の数は、
190-(190×0.1)=190-19=171
171個であることになります。
600÷3=200
時間内に200個を生産する能力があることが分かります。ただし不良率が5%なので、
200×0.05=10
200個の製品のうち10個が不良となるので、良品の生産能力は190個とわかります。この190個が工程Bの作業に引き継がれることになります。
先程と同様に工程Bの生産能力を計算します。1個当たりの作業時間は2分なので、
600÷2=300
時間内に300個を生産する能力があるので、工程Aから渡された190個のすべての作業を時間内に完了できることがわかります。工程Bでは190個を生産しそのうち10%が不良品となるので、良品の数は、
190-(190×0.1)=190-19=171
171個であることになります。
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