エンジニアリングシステム(全36問中28問目)
No.28解説へ
製品開発のライフサイクルにおいて,技術開発や製品の機能設計,ハードウェア設計,試作,製造準備といった作業工程のうち,同時にできる作業は並行して進め,手戻りや待ちをなくして製品開発期間を短縮する手法はどれか。
出典:平成24年春期 問 3
- インダストリアルエンジニアリング
- コンカレントエンジニアリング
- バリューエンジニアリング
- リバースエンジニアリング
正解 イ問題へ
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解説
コンカレントエンジニアリング(Concurrent Engineering)は、主に製造業において、設計から生産に至るまでの各プロセスを同時並行的に行うことで、開発期間や納期の短縮および生産コストの削減を図る手法です。コンカレント(concurrent)は、「並行」「同時に(発生)」などを意味する英単語です。
逆に各工程を順番に行っていく手法はシーケンスエンジニアリングと呼ばれます。
逆に各工程を順番に行っていく手法はシーケンスエンジニアリングと呼ばれます。
- インダストリアルエンジニアリングとは生産工学のことで、分析や統計など科学的な方法を用いることで生産現場やサービスにおいて最も効率的なシステムを考える手法です。
- 正しい。
- バリューエンジニアリングは、製品やサービスの「価値」を、それが果たすべき「機能」とそのためにかける「コスト」との関係で把握し、システム化された手順によって「価値」の向上をはかる手法です。
- リバースエンジニアリングは、ソフトウェアの動作を解析するなどして製品の構造を分析し、そこから製造方法や動作原理、設計図、ソースコードなどを調査する技法です。
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