エンジニアリングシステム(全36問中33問目)
No.33解説へ
導入を検討している機械について採算性の評価を行う。評価には予想される費用と,期待される利益を対比する方法を用いる。採算評価の期間は10年間であり,導入によって,毎年110万円の利益を得られる。また,保守費用として毎年の取得費用の1%が発生する。この機械の取得費用が何万円未満であれば,採算がとれるか。
出典:平成22年春期 問28
- 1,000
- 1,100
- 1,111
- 1,222
正解 ア問題へ
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解説
まず取得費用をnとして、毎年発生する利益と、取得費用および保守費用を整理します。
n+0.1n<1,100
1.1n<1,100
n<1,000
以上より、機械の取得費用が1,000万円未満ならば採算がとれるとわかります。
- 10年間で発生する利益 110×10=1,100(万円)
- 取得費用 n(万円)
- 10年間の保守費用 n×0.01×10年=0.1n(万円)
n+0.1n<1,100
1.1n<1,100
n<1,000
以上より、機械の取得費用が1,000万円未満ならば採算がとれるとわかります。
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