業務プロセス(全63問中16問目)
No.16解説へ
人間が行っていた定型的な事務作業を,ソフトウェアのロボットに代替させることによって,自動化や効率化を図る手段を表す用語として,最も適切なものはどれか。
出典:令和2年秋期 問29
- ROA
- RPA
- SFA
- SOA
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解説
RPA(Robotic Process Automation)は、これまで人間が行ってきた定型的なパソコン操作を、コンピュータ上で動作するソフトウェアのロボットにより自動化するものです。具体的には、ユーザー・インターフェース上の操作を認識する技術とワークフロー実行を組み合わせ、表計算ソフト、Webブラウザ、メールソフト、ERP(基幹業務システム)など複数のアプリケーションを使用する一連の業務プロセスをオートメーション化します。主に間接部門の業務を効率化するために使用されます。
日本の生産労働人口が減少局面にあるなか、従来より少ない人数で生産力を高めるための手段としてRPAへの注目が高まっています。
日本の生産労働人口が減少局面にあるなか、従来より少ない人数で生産力を高めるための手段としてRPAへの注目が高まっています。
- Return On Assetsで総資産利益率のこと。貸借対照表の総資産に対する当期純利益の割合を示す財務指標です。
- 正しい。RPAはソフトウェアのロボットに定型のPC操作を登録することで、作業の自動化や効率化を図る技術です。
- Sales Force Automationの略。営業活動にモバイル技術やインターネット技術といったITを活用して、営業の質と効率を高め売上や利益の増加につなげようとする仕組みです。
- Service Oriented Architectureの略。ソフトウェアで実現されている機能や部品を独立したサービスとし、それらを組み合わせてシステムを構築するという考え方です。
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