業務プロセス(全63問中3問目)
No.3解説へ
インターネットを介して個人や企業が保有する住宅などの遊休資産の貸出しを仲介するサービスや仕組みを表す用語として,最も適切なものはどれか。
出典:令和6年春期 問22
- シェアードサービス
- シェアウェア
- シェアリングエコノミー
- ワークシェアリング
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解説
- シェアードサービスは、グループ企業内に共通的に存在する業務(主に間接部門の業務)を1か所に集中・統合して独立させ、それぞれの企業で共有してサービス提供を受けることをいいます。コストの削減と経営の効率化を目的とします。
- シェアウェアは、一定期間は無料で試用できますが、試用期間後も継続して利用する場合は、ライセンス料金を開発者に支払う方式のソフトウェアです。
- 正しい。シェアリングエコノミーは、物やサービスを所有するのではなく、インターネット上のプラットフォームを介して個人と個人の間で使っていないモノ・場所・技能などを貸し借り・売買することによって、共有していく経済の動きのことです。貸主は遊休資産の活用による収入が得られ、借主は購入や維持にかかわるコストを削減できる利点があります。カーシェアやライドシェア、民泊のマッチングサービス、フリマアプリ、クラウドソーシング、クラウドファンディングなどが代表例です。
- ワークシェアリングは、仕事(work)と共有(sharing)を組み合わせた言葉で、人々の間で雇用を分かち合うことを意味します。1人当たりの労働時間を短縮したり仕事の配分を見直したりすることによって、労働の負荷を減らすとともに新たな雇用を生み出す取組みです。雇用維持や雇用創出を目的とします。
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