業務プロセス(全63問中49問目)
No.49解説へ
電子メールの送信例のうち,受信者への配慮の観点から,最も適切なものはどれか。
出典:平成22年秋期 問 1
- 会員から抽出した100名のアドレスを一度にあて先(To)に入れて,会員満足度調査のアンケートを電子メールで送った。
- 自社製品を紹介する大容量の資料を,圧縮せずに電子メールに添付して得意先に送った。
- 製品の質問メールへの回答で,その内容を知ってもらいたい複数の顧客のアドレスをCcに入れて返信した。
- 特別企画のホームページのURLを特定の限られた顧客に知らせるために,アドレスをBccに入れて送信した。
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解説
電子メールは送信先を指定するときに、単一のあて先に送る to以外に、cc と bccがあります。
- cc(カーボンコピー、Carbon Copy)
- toで指定した送信先以外に、メールのコピーを送信しておきたい相手を指定する。
toの相手及びccで指定した相手に、あて先のすべてが公開される。つまり送信者、toの相手、ccの相手の3者間ではメールのアドレスが全員に知られることになる。 - bcc(ブラインドカーボンコピー、Blind Carbon Copy)
- toで指定した送信先以外に、メールのコピーを送信しておきたい相手を指定する。
ccとは違い、toの相手と ccの相手の相互間で電子メールアドレスを知られたくない場合に使用します。
- あて先(To)に入力したあて先情報は送信先すべてに知れわたるので、顧客同士の個人情報が漏れてしまいます。
- 電子メールに大容量の資料を添付すると、受信側の環境によってはネットワークに負荷がかかることがあります。大容量のファイルを添付したいときにはファイルを圧縮したり、分割したりすることが適切です。一般に添付ファイルは最大1MBに収めるようにした方がよいでしょう。
- Ccに複数の顧客のアドレスを入れて送信すると、あて先情報は送信先すべてに知れわたるので、顧客同士の個人情報が漏れてしまいます。
- 正しい。送信先に他のあて先情報を知られたくない場合には、bccを使用します。
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