業務プロセス(全63問中5問目)
No.5解説へ
企業でのRPAの活用方法として,最も適切なものはどれか。
出典:令和5年春期 問 5
- M&Aといった経営層が行う重要な戦略の採択
- 個人の嗜好に合わせたサービスの提供
- 潜在顧客層に関する大量の行動データからの規則性抽出
- 定型的な事務処理の効率化
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解説
RPA(Robotic Process Automation)は、AIやロボット技術を活かして、これまで人間が手作業で行っていた定型的なPC作業をソフトウェアのロボットにより自動化する仕組みのことです。
RPAツールに、既存システムやアプリケーションに対する人間の操作とワークフロー実行の手順を登録することで、プログラミングスキルを持たない人でも簡単に自動実行する仕組みを作成することができます。ロボットには人の作業につきもののミスや疲れがないので、業務の効率化や品質向上などの効果も期待でき、日本の生産労働人口が減少局面にあるなか、従来より少ない人数で生産力を高めるための方法として注目を集めています。
RPAに任せることが適しているのは、決まった手順によって繰り返し行う定型的なPC作業です。したがって適しているのは「エ」です。
RPAツールに、既存システムやアプリケーションに対する人間の操作とワークフロー実行の手順を登録することで、プログラミングスキルを持たない人でも簡単に自動実行する仕組みを作成することができます。ロボットには人の作業につきもののミスや疲れがないので、業務の効率化や品質向上などの効果も期待でき、日本の生産労働人口が減少局面にあるなか、従来より少ない人数で生産力を高めるための方法として注目を集めています。
RPAに任せることが適しているのは、決まった手順によって繰り返し行う定型的なPC作業です。したがって適しているのは「エ」です。
- 一度限りで複雑な意思決定プロセスが必要な業務は、RPAに適していません。経営や業務判断を支援するツールとしてBIツールというものがあります。
- RPAは決まった手順を繰り返す処理しかできないので、個人の嗜好や行動に応じた処理が必要となる業務には適していません。この事例にはAIの活用が適しています。
- 大量のデータから数学的・統計学的手法を用いて規則性を導くのには、RPAは適していません。この事例にはAIやデータマイニングツールの使用が適しています。
- 正しい。RPAは定型的な事務作業の自動化に特化した技術です。
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