調達計画・実施(全25問中10問目)

新しい業務システム開発の発注に当たり,発注元企業がベンダー企業に対して求めるべき提案事項として,最も適切なものはどれか。

出典:平成29年春期 問 9

  • 現行システムの問題点
  • 新システム開発の実施体制
  • 新システムの狙いと要件
  • 提案内容の評価基準
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分野:ストラテジ系
中分類:システム企画
小分類:調達計画・実施
解説
発注元企業が、ベンダー企業に対して、具体的な提案を依頼するために発行する書面を提案依頼書(RFP:Request For Proposal)といいます。一般的なRFPの構成と、記載される主な事項は次の通りです。
1. 概要
開発の目的・目標、抱えている課題、依頼する範囲、予算、スケジュール
2. 提案依頼内容
提案システムの概要・構成、開発体制、成果物一覧、概算費用、運用・保守内容
3. その他
選定スケジュール、評価方針
RFPには発注元企業がシステム開発の要件を記載し、それに対してベンダー企業が請負金額やスケジュール、開発体制などを提案するという流れになります。「ア」「ウ」「エ」は、RFPで発注元企業からベンダー企業に伝えるべき事項、「イ」はRFPの内容を見たベンダー企業が決定し、発注元企業に回答する事項と分類できます。したがって、ベンダー企業に対して提案を求めるべき事項は「イ」となります。

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