要件定義(全20問中14問目)
No.14解説へ
証券業を営むA社は,システムベンダーのB社に株式注文システム構築プロジェクトを委託している。当該プロジェク卜の運用テストにおいて,A社が定めている"株式注文時の責任者承認における例外ルール"をB社が把握できていなかったことに起因する不良を発見した。ルールを明らかにするのはどの段階で行うべきであったか。
出典:平成25年秋期 問 2
- 業務要件の定義
- システムテスト要件の定義
- システム要件の定義
- ソフトウェア要件の定義
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解説
業務要件とは、業務手順や業務特性(ルール・制約など)、業務用語などのように新システムで業務上実現すべき要件のことをいいます。
委託先に伝わっていなかったのは「業務上のルール」なので、これを明らかにすべき段階は「業務要件の定義」が適切です。
委託先に伝わっていなかったのは「業務上のルール」なので、これを明らかにすべき段階は「業務要件の定義」が適切です。
- 正しい。
- システムテスト要件はシステム要件定義の段階で明らかにします。
- システム要件の定義は、業務要件のうちシステムで実現すべき部分を明らかにする局面です。
- ソフトウェア要件の定義は、業務要件のうちソフトウェアで実現すべき部分を明らかにする局面です。
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