要件定義(全20問中19問目)
No.19解説へ
システム開発における要件定義プロセスを説明したものはどれか。
出典:平成21年春期 問25
- 新たに構築する業務,システムの仕様,及びシステム化の範囲と機能を明確にし,それらをシステム取得者側の利害関係者間で合意する。
- 経営事業の目的,目標を達成するために必要なシステムの要求事項をまとめ,そのシステム化の方針と実現計画を策定する。
- システム要件とソフトウェア要件を定義し,システム方式とソフトウェア方式を設計して,システム及びソフトウェア製品を構築する。
- ソフトウェア要件どおりにソフトウェアが実現されていることやシステム要件どおりにシステムが実現されていることをテストする。
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解説
システムライフサイクルは企画から始まり、5つのプロセスを経て最終的には廃棄に至ります。
企画プロセス⇒要件定義プロセス⇒開発プロセス⇒運用プロセス⇒保守プロセス
共通フレーム2007によれば、各プロセスの目的は以下の通りです。
企画プロセス⇒要件定義プロセス⇒開発プロセス⇒運用プロセス⇒保守プロセス
共通フレーム2007によれば、各プロセスの目的は以下の通りです。
- 企画プロセス
- 経営事業の目的・目標を達成するために必要とされるシステムに対する基本方針をまとめ、実施計画を得る。
- 要件定義プロセス
- 利害関係者ニーズの識別と制約事項の定義を行い、新たに構築する業務、システムの仕様、及びIT化の範囲と機能を明確にし、それらをシステム取得者側の利害関係者間で合意する。
- 開発プロセス
- 要求事項をもとに、顧客のニーズに合ったシステム/ソフトウェアを開発する。
- 運用プロセス
- 当初の目的の環境で、システム/ソフトウェア製品を運用する。
- 保守プロセス
- 運用中のシステム/ソフトウェアに対する変更や機能改善への対応、プログラムの欠陥への対応のためにプログラムの修正を実施する。
- 正しい。要件定義プロセスの説明です。
- 企画プロセスの説明です。
- 開発プロセスにおける設計~プログラミングに関する説明です。
- 開発プロセスにおけるテスト工程の説明です。
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