オリジナル予想問題2 問8
問8解説へ
企業会計における財務指標のうち,ROE(Return on Equity)を説明したものはどれか。
- 企業が保有する総資産に対する収益性を示す指標
- 自己資本と総資本の比率から,財務体質の健全性を示す指標
- 自己資本と他人資本の有効活用の度合いを計る指標
- 自己資本に対する収益性を示す指標
広告
解説
ROE(Return on Equity:自己資本利益率)とは、ある企業が、一年間の企業活動を通じて、「株主の投資額に比してどれだけ効率的に利益を獲得したか」、を判断するのに用いられる指標で、当期純利益を、前期及び当期の自己資本の平均値で割ったものです。
株主資本の効率的活用の度合いがわかるので、株主が企業に投資する際に目安の一つとなる財務指標です。
株主資本の効率的活用の度合いがわかるので、株主が企業に投資する際に目安の一つとなる財務指標です。
- ROA(Return On Assets:総資産利益率)の説明です。
当期純損益を総資産で割った数値で、収益性と効率性を同時に示す指標です。 - 自己資本比率の説明です。
数値が高いほど負債(借金)が少ないことになり、一般に健全な経営と判断されます。 - 総資本回転率(総資産回転率)の説明です。
1年間に売上によって総資本が何回入れ替わったかを表す指標で、総資本回転率が大きいほど効率よく売上を生んでいる企業であると言えます。 - 正しい。ROEの説明です。
広告