平成20年秋期試験問題 問66
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決算において,棚卸減耗費として処理するものはどれか。
- 期中に購入した有価証券の時価が期末に下落している場合
- 仕入れた商品の時価が期末に下落している場合
- 実地棚卸数量が帳簿数量に満たない場合
- 有形固定資産を定額法で減価償却する場合
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解説
棚卸減耗費(たなおろしげんもうひ)とは、帳簿上の在庫数と実施棚卸での在庫数が異なるときにその差を埋めるための費用勘定です。
例えば、単価100円の商品があったとして帳簿上は200個在庫があるはずなのに、実地棚卸では194個しかなったときはその2個の差額を棚卸減耗費勘定で仕訳を行い、帳尻を合わせます。
借方 棚卸減耗費 400
貸方 商品 400
したがって「ウ」が正解です。
例えば、単価100円の商品があったとして帳簿上は200個在庫があるはずなのに、実地棚卸では194個しかなったときはその2個の差額を棚卸減耗費勘定で仕訳を行い、帳尻を合わせます。
借方 棚卸減耗費 400
貸方 商品 400
したがって「ウ」が正解です。
- 有価証券評価損で処理します。
- 商品評価損で処理します。
- 正しい。棚卸減耗費で処理します。
- 減価償却費で処理します。
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