平成21年秋期試験問題 問100
問100解説へ
図2の請求書を表として記録することになった,請求書の表を作成するに当たり,伝票番号,日付,取引先コード,部署名,商品コード,数量,単価の七つの項目を記録することにした。これらの項目を正規化して記録するとき,表の構成として適切なものはどれか。
正解 ウ問題へ
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解説
まず請求書をそのまま表にします。一つの請求書につき複数の商品が記載される様式になっているので以下のように繰り返し項目を含む表になります。これを正規化していくのですが手順は次のように3段階に分けて行います。
"日付"、"取引先コード"、"部署名"の3項目は一つの請求書につき一つが対応するので"伝票番号"によって一意に特定が可能です。したがってこの3項目および外部キーとなる"伝票番号"を別表に移します。販売数量および販売単価は販売毎に異なるため、"商品コード"から一意に特定することはできません。
この段階で主キー以外の項目によって一意に特定できる項目はありませんので、すでに第3正規形であり表の正規化は終了です。
したがって答えは「ウ」になります。
- 第1正規化
- 繰り返し項目をなくす
- 第2正規化
- 主キーの一部によって一意に決まる項目を別表に移す
- 第3正規化
- 主キー以外の項目によって一意に決まる項目を別表に移す。
"日付"、"取引先コード"、"部署名"の3項目は一つの請求書につき一つが対応するので"伝票番号"によって一意に特定が可能です。したがってこの3項目および外部キーとなる"伝票番号"を別表に移します。販売数量および販売単価は販売毎に異なるため、"商品コード"から一意に特定することはできません。
この段階で主キー以外の項目によって一意に特定できる項目はありませんので、すでに第3正規形であり表の正規化は終了です。
したがって答えは「ウ」になります。
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