平成21年秋期試験問題 問98
問98解説へ
図1の取引先担当者表のレコードを一意に特定するための主キーとして,適切なものはどれか。
- 取引先コード
- 取引先コード,名前
- 取引先コード,部署名
- 名前,役職
正解 ウ問題へ
テクノロジ系
広告
解説
問題文「取引先の担当者は原則1人であるが,取引先によっては部署ごとに1人存在することがある」から、一つの取引先に複数の担当者がいる場合があることがわかります。
このような場合には"取引先コード"が同じ値であるレコードが複数存在することになり、レコードを一意に特定するためには"取引先コード"だけでは足りません。したがって主キーは他のキーと組み合わせた複合キーになることがわかります。
「部署ごとに1人存在することがある」ということは、一つの部署に複数の担当者がいることはないと解釈できます。つまり取引先ごとに採番されている"取引先コード"および"部署名"がわかれば一人の担当者を特定できることになります。
このような場合には"取引先コード"が同じ値であるレコードが複数存在することになり、レコードを一意に特定するためには"取引先コード"だけでは足りません。したがって主キーは他のキーと組み合わせた複合キーになることがわかります。
「部署ごとに1人存在することがある」ということは、一つの部署に複数の担当者がいることはないと解釈できます。つまり取引先ごとに採番されている"取引先コード"および"部署名"がわかれば一人の担当者を特定できることになります。
- 一つの取引先に複数の担当者がいる場合があるので、取引先コードだけでは一人の担当者を特定できません。
- 同姓同名の担当者がいる可能性を否定できないので、名前を主キーにするのは不適切です。
- 正しい。
- 同姓同名の同じ役職名の担当者がいる可能性を否定できないので、名前や役職名を主キーにするのは不適切です。
広告