平成22年秋期試験問題 問41

システム開発プロセスには,システム要件定義,システム方式設計,ソフトウェア方式設計,ソフトウェア詳細設計などがある。システム方式設計において実施する作業として,適切なものはどれか。

  • システムで使用する端末の画面設計を行う。
  • システムの機能及び能力を定義する。
  • システムの信頼性を定義する。
  • システムのハードウェア構成,ソフトウェア構成を明確にする。
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分野:マネジメント系
中分類:システム開発技術
小分類:システム開発技術
解説
共通フレーム2007において、ソフトウェアライフサイクルの開発プロセスのうち設計工程は、5つの段階から構成される一連の作業であると定義されています。
システム要件定義
業務全体に対して定義された利害関係者要件のうち、システムで実現する機能を明らかにする。
システム方針設計
システムの最上位レベルでの方式を確立する。必要とされるハードウェア構成品目、ソフトウェア構成品目及び手作業を明確にする。
ソフトウェア要件定義
システムを構成するソフトウェアごとに必要な機能や能力などを明らかにする。
ソフトウェア方式設計
ソフトウェアの最上位レベルの構造と、必要とされるソフトウェアコンポーネントを明らかにする。
ソフトウェア詳細設計
各ソフトウェアコンポーネントに対して詳細設計を行う。ソフトウェアコンポーネントはコーディング、コンパイル及びテストを実施するレベルまで詳細化する。
これを各々の説明に関連つけると、
  • 画面などの周辺のインターフェイス設計については、ソフトウェア要件定義で設計を行います。
  • システム要件定義の説明です。
  • システム要件定義の説明です。
  • 正しい。システム方式設計の説明です。

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